5G
皆さん、こんにちは。
今日は5Gテーマについて、話してみたいと思います。
先日、米国政府が多国間通信セキュリティー基金を設立する報道がありました。高速・大容量通信規格「5G」の技術開発や機器供給網の強化に向け、多国間で利用する土台作り、ファイブ・アイズに加え、日本の参加を予定しています。
日本でも昨年、「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」の公募が経産省で行われ、超高速通信規格5Gの次の世代の「ポスト5G」や半導体の技術革新に向けた基金に2200億円を投じる動きがありました。
背景として
皆さんご存知の通り、中国ファーウェイの通信機器が世界のネットワークを牛耳っており、その対抗措置としてこの流れは止まらなくなっております。
ハイテク分野で中国への強硬姿勢は、バイデン政権でも引き継がれ、日本も米国と同調した動きが今後も継続されます。
この先数年、このテーマは脚光を浴びることになると思われ、しばらく注目しておいて損はありません。
注目銘柄
ソフト面では欧米メーカーに利があると思われ、日本としては機器装置を主としたハード系での役割分担になってくるかと思います。そういった視点で今後眺めていけばよいでしょう。
5Gテーマとしては、計測機器などが良く取り上げられ、アンリツ(6754)、アルチザネットワーク(6778)、santec(6777)などが該当します。
携帯キャリアにも期待したいですが、料金引き下げが求められており、どうでしょうか。そんな中で通信インフラ負荷の引受先としてJTOWER(4485)があり、現在の業績は好調です。
ただ、総合力としてはやはり、富士通(6702)やNEC(6701)になるのではないでしょうか。
最後に
今、足元の5Gでの技術競争も大切ですが、その先のポスト5Gでの競争が大事になってきます。
日本としては半導体技術や装置開発には一日の長があり、ハード面での需要が求められてきます。一方、ソフト面での新規ベンダーにも期待したいと思っています。画期的な商品が出てくれば、一気に吹き上がることになりますので、注目しておきましょう。
※投資は自己責任でお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。