米10年国債利回り
こんにちは。
今、株価が調整局面に来ています。背景には、先日米国の10年国債利回りが一時的に1.6%になり、約1年ぶりの水準へ上昇したしたことがあります。
この水準はそこまで高い水準とは思いませんが、株価の上昇の勢いが強かったため、調整の1つのトリガーになったのかと思います。
今日は今後の対応として、債券の位置付け見直しの話をします。
株価調整
この1年金融相場が展開され、株価が大幅に上昇しました。この後は金融相場から業績相場への移行がされます。
今回、米国10年国債利回りの上昇でなぜ株価が大きく売られたのでしょうか。
金利の上昇に対して、割高な株式の魅力が低下したと考えられます。特にグロース株については、昨年かなり上昇しました。この先の上昇期待に対して、債券の金利が有利という考えが働いているのでしょう。
従って、しばらくはグロース株が売られ、債券や配当利回り期待のバリュー株が買われる、という傾向が強まっていきます。
皆様のポートフォリオの中でグロース株の割合が多い方は、少し資金を移した方が良いのではないでしょうか。
債券の位置付け
一般的にポートフォリオを組む場合、日本株25%、外国株25%、日本債券25%、外国債券25%とする指南書があります。
私の場合、株式オンリーでしたがポートフォリオのリスク管理上、今後は安定性も含め債券も加えようかと検討しています。先日、米国10年債を100万円ほど購入しました。
年齢的に大きなダメージを喰らわないために、というポートフォリオへの転換が必要と考えてのことです。そのためには、株式も個別株からインデックス投資への移行も検討中です。この先、5年ほど掛けてポートフォリオの内容を移行していきます。
最後に
その時その時の経済環境で、私自身の考えも変わっていくかと思いますが、安定的に利回り5~7%ぐらいを出すために、という視点で考えていきたいと思っています。
また、時折折にそうした情報発信をしていき、皆様のポートフォリオの参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。