ソニーグループ決算発表
こんにちは。
ソニーグループが4月28日に2021年3月期の連結決算を発表しました。
売上高は8兆9994億円で前期比9%増、営業利益は9719億円で前期比15%増となりました。最終的な儲けを示す純利益では前期比2倍の1兆1717億円となり、初めて1兆円の大台を突破し、2年ぶりに過去最高を更新しました。
最高利益の要因
ゲーム&ネットワークサービスが売上2兆6563億円で34%増と、大幅増収となっています。特にゲームソフト販売やプレイステーションプラスでのネットワークサービスの増収が目立っています。また、金融については、ソニー生命が特別勘定による運用益、ソニー銀行が有価証券の評価益改善での増収となっています。
2021年度見込み
2021年度につきましては、2437億円の増収ながら、営業利益については172億円の減益を見込んでいます。
コロナワクチン接種の進行度、半導体調達のリスク等ありますが、かなり控えめな数値かと思われます。全ての分野で上振れする内容と思われ、1Q、2Qと進むにつれて、いい数字が出てくるでしょう。
また、2000億円を上限とする自社株買いの発表がありました。
株価は2012年から見れば12倍に上昇していますが、以上の内容から更に上を目指すことになるでしょう。
ちなみに2012年度当時の決算内容になります。
ゲームや映画などのソフトコンテンツへの移行が功を奏し、ハードからソフトへのシフトを徐々に行い、株価を押し上げたかと思われます。
足元ではハード面でも車載関係を強化しており、今までプラスソフトウェアの要素を含んだ商品が出てきます。更に株価上昇を期待しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。