日本M&A決算発表
皆さん、こんにちは。
日本M&AセンターHDが４月２８日に２２年３月期の決算を発表しました。
連結経常利益は前の期比９．０％増の１６８億になり、２３年３月期も前期比６．７％増の１８０億円を見込み、１３期連続で過去最高益を更新する見通しとなりました。
直近３カ月の実績である１－３月期（４Q）の連結最終経常利益は前年同期比３２．７％減の１２．２億円に落ち込み、売上営業利益は前年同期の２４．４％→１４．５％に大幅低下しました。
コンプライアンス強化
昨年売上計上に関わる不祥事が発覚し、昨年１１月以降株価が半値以下になるまで売り込まれました。今年になって、コンプライアンス強化、内部統制の再構築、企業倫理・文化の変革の打ち手をいくつも行って、変革を実施してきています。
これらの対応のため、一時的に利益を押し下げていますが、新たな飛躍のためのステップと見ることができるかと思っています。
業績予想
２０２３年３月期の業績予想ですが、経常利益で前年同期比６．７％増の１８０億円になる見通しです。
中期経営目標として、２０２６年経常利益３５０億円とまだまだ成長途上にあり、今後楽しみな銘柄であることは変わりません。
最後に
配当性向は２０１６年３月期以降４０％以上を継続しており、今後利益が増えていく中で、長期で保有していて損はないかと思います。
世の中、事業承継問題がクローズアップされて行っており、１つのトレンドが形成されつつあります。ＦＩＲＥが１段落ついていており、この事業継承が若者の選択肢の１つになってきています。その中で、この日本M&Aの役割は大きいかと期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。
