INPEX決算発表
皆さん、こんにちは。
INPEXが5月11日に決算を発表しました。
22年12月期第1四半期累計(1月ー3月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の2778億円に急拡大しました。
通期の同利益も従来予想の8240億円→1兆420億円(前期は6576億円)に26.5%上方修正し、増益率が25.3%増→58.4%増に拡大し、従来の11期ぶりの過去最高益予想を更に上乗せしました。
直近3カ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の43.5%→47.0%に上昇しました。
売上高増減要因
売上高の増加要因としては、原油、天然ガスともに販売単価の上昇と為替の影響があり、単価上昇で1500億円、円安効果で360億円の影響がありました。
通期業績予想
22年12月期の通期連結業績予想を前回(2月9日発表)より売上高1兆5410億円→1兆8510億円、経常利益8240億円→1兆420億円に上方修正させました。
前提条件が、原油価格75.0ドル/バレルー>85.0ドル/バレル、為替110.0円/ドル→120.0円/ドルとなったためです。
最後に
配当金につきましては、中間で27円、期末で27円と据え置きになっていますが、2Qでの決算発表時に増額の発表があるものと見ています。
足元、資源価格高騰の追い風を受けていますが、この後2030年のネットゼロカーボンに向けて、着実に舵を切っていく必要があります。そういった中で、水素・アンモニア、CCUS、再エネなど次代のエネルギー開発を確実に行っている銘柄と信じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。