ZOOM決算発表
こんにちは。
米ズーム・ビデオ・コミュニケーションが２Q（５－７月期）の決算発表をしました。
売上高が１０億２１００万ドル（前年同期比５４％増）、純利益は４億１５１０万ドル、１株当たり利益は１．３６ドルとなった。アナリストは、売上高を９億９０９６万ドル、１株当たり利益を１．１６ドルと予想していて、いずれも上回りました。
業績見通し
３Q（８－１０月期）については、売上高１０億１５００万～１０億２０００万ドル（予想１０億１０００万ドル）、１株利益は１．０７～１．０８ドル（予想１．０８ドル）、２０２２会計年度通期の売上高が４０億５００万～４０億１５００万ドル、１株利益は４．７５～４．７９ドルになると予想しています。
２Q終了時点で、直近１２カ月の売上高に１０万ドル以上寄与した顧客は、前年同期比１３１％増の２２７８社となりました。また、従業員１０人超の顧客数は、前年同期比３６％増の５０万４９００社に上ります。
最後に
決算発表後の株価は、１９％減の２９０ドルまで売り込まれています。３Qの１株利益が予想を下回ったためで、収益の大幅増を維持することが難しいと懸念されています。
前年同期は、新型コロナウィルスの感染拡大期という特殊な時期でしたので、その時との比較は当然見劣りするものになっています。
それでも着実に売上、利益ともに伸ばしてきており、四半期ベースでの売上高は初めて１０億ドルを突破しました。
「Zoom Apps」（Zoom連携アプリ）が新たにリリースされ、５０種類以上のアプリを直接Zoomで利用可能となるなど、少しずつ工夫改善されてきています。何かのきっかけで株価は爆発するかと思いますので、もうしばらく気長に結果を待ちましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。
