ZOOM決算発表
こんにちは。
米ズーム・ビデオ・コミュニケーションが1Q(2-4月期)の決算発表をしました。
売上高が9億5620万ドル(前年同期は3億2820万ドル)、純利益は2億2700万ドル(同2700万ドル)となり、自社予想やアナリスト予想を上回りました。
業績見通し
2Q(5-7月期)についても、売上高9億8500万~9億9000万ドルになる見込みで、安定した需要を見込んでいます。
また、2022年1月期の業績見通しも引き上げされました。通期売上高は39億8000万~39億9000万(従来見通しは37億6000万~37億8000万ドル)、調整後1株利益は4.56~4.61ドル(同3.59~3.65ドル)との見方が示されました。
2-4月期は有料ユーザ数が大幅に増え、従業員数10人を超える法人顧客数約49万7000企業と、前年同期比87%増加となりました。
最後に
毎回、決算発表では予想を上回る数値を出してきていますが、現在ズームの株価は2020年10月の588ドルの高値から調整を続けており、300~350ドルで推移しています。
新型コロナワクチンの普及に伴い、生活の正常化、マイクロソフトやシスコシステムズなどの競合サービスの増加など、ズームの今後の成長に懐疑的な見方があります。
「Zoom Phone」や「Zoom Rooms」など新サービスを出してきていますが、更なる画期的なサービスを出して、他社を圧倒的に引き離す動きが必要ではないでしょうか。
現在含み損を抱えている人が多いと思われ、この分が消化されるまでまでは上値追いは難しいかと思います。しばらく我慢の時期かとなるでしょう。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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