日本M&A決算発表
皆さん、こんにちは。
日本M&AセンターHDが4月28日に23年3月期の決算を発表しました。
連結経常利益は前の期比8.3%減の154億円になり、24年3月期は前期比9.9%増の170億円を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなりました。14期連続増収となります。
直近3カ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比3.6倍のの44.2億円に急拡大し、売上営業利益は前年同期の14.5%→36.6%に急拡大しました。
中期経営目標の見直し
従来提示されていた中期経営計画を見直し、2028年3月期での経常利益目標を305億円とする新たな目標が設定されました。
従来目標と比べて物足りない面はありますが、しっかりと地に足が着いた内容かと見ています。今後、給料など人件費のインフレが見込まれ、目標金額の上振れは高い確率で期待できます。
振り返りと対策
通期実績での目標未達について、4つの要因分析がされています。各要因についてしっかり対策が練られており、きっちり実施されることを期待したいと思います。
配当政策
配当性向を60%水準で2028年3月まで継続することが約束されました。2028年3月には今の経常利益が倍になると見込まれ、当然配当金も倍の水準になると予想できます。
最後に
2021年11月より株価は下げ続け、3分の1以下となっています。が、もう底は達した感があり、この先下へのリスクが少ない中で持ち続けることができるのではないでしょうか。2028年3月期には経常利益が現在の倍になり、株価も少なくとも倍になっていると期待できます。
配当と合わせて、魚沼産のコシヒカリも株主優待についてきますので、長い目で持ち続けると面白いかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。