ナーヤ爺の年金生活

なるべくリスクを取らずちょっとだけリスクを取るゆるり投資

確定申告は忘れずに

確定申告は忘れずにしましょう

みなさん明けましておめでとうございます。

昨年は、コロナにより株価は2月から3月に急降下、その後金融緩和はじめ様々な手により30年ぶりの高値回復まで大変変化に飛んだ年となりました。

利益が出た人、損益に終わった人、それぞれいると思いますが、ぜひ1年間の総決算を行って確定申告を行いましょう。

f:id:nahyagii:20210101050252j:plain

損が出た人も確定申告で有利に

確定申告は何も利益が出たから税金を納めるためだけに行うものではありません。

損が出た人も確定申告を行えば、今年に損益を繰り越せますので、仮に今年利益を出せば、昨年の損益を相殺して税金を少なくすることが可能になります。

今まで会社任せにしていた税金の話は、今後自身で行う必要があります。ぜひ、仕組みを理解して、少しでも節税に励んでください。

 

所得控除の仕組み

所得税・住民税は、収入から所得控除を差し引いた後の金額が課税対象となります。この所得控除を申告によって大きくすることで、源泉徴収された税金を少しでも取り戻すことで節税することが可能になります。

では、所得控除には何があるのでしょうか。ここを理解し、きっちり確定申告しましょう。

まず会社員時代、年末調整で手続きしてきたものは、以下になります。

・生命保険料控除

地震保険料控除

住宅借入金等特別控除

など。

確定申告が必要なものは次の通りです。

・医療費控除

・寄付金控除

・特定支出控除

・雑損控除

など。

 

株の売買による申告

皆さんが特定口座で取引を行った場合は、売買時に源泉徴収されていますので、申告の必要はありませんが、一般口座での取引については申告の必要がありますので、注意してください。また、NISAやつみたてNISAなどの非課税投資枠内での取引についても申告不要です。

株の売買で利益が出た場合は、申告が必要となります。

ただ損益になった場合でも、先ほども言いましたが今年の利益との相殺や昨年の株式による配当で源泉徴収された税金分との相殺などに利用できますので、ぜひ申告しましょう。

 

確定申告の仕方

国税庁のサイトの「確定申告書作成コーナー」で、画面の指示に従って入力していけば作成できますので、ぜひ利用しましょう。

作成後、プリントアウトして所轄の税務署に郵送すれば、数カ月後に指定口座に還付金が振り込まれます。マイナンバーカードがあれば、ネットでそのまま申告書を送付できます。

確定申告は2月14日からになると思いますが、その前に送ることもできます。その場合、2月中に振り込みされます。

株取引で大きく利益が出た人は、それなりに収める税金の準備が必要になります。これもネットでそのまま、口座引き落としの指定すれば勝手に処理してくれます。

 

最後に

税金を取られる話になり、あまり気持ちのいい話ではないですが、株式でいかに利益を出すか色々調べるのと一緒で、税金についてそれなりに知識を持っていれば、いかに無駄な搾取を少なくさせることができるか、それを10年も積み重ねれば、それなりの金額になります。

ぜひ、自分なりに調べて対応していきましょう。

 

※投資は自己責任でお願いします。

最後までお読みいただきありがとうございました。