三井ハイテック決算発表
皆さんこんにちは。
6月11日に22年1月期の第1四半期(2-4月)の決算発表がありました。
連結売上高は前年同期比43%増の310億円、連結経常利益は前年同期比15倍の27.3億円に急拡大しました。売上営業利益率は前年同期の0.7%から8.4%に急改善となっています。
セグメント別の概況を示します。
通期連結経常利益上方修正
また、併せて通期の売上高は従来予想の1100億円から1234億円の12%増、連結経常利益については同47億円から81億円の72%上方修正され、24期ぶりに過去最高益を更新する見通しを発表しました。
セグメント別業績推移
セグメント別では、5Gや車載向け半導体需要の電子部品とEV化が進む駆動・発電用モーターコア需要の電機部品が好調に伸びています。特に電機部品の売上高営業利益率も3四半期連続で2桁を確保しており、今後伸びていくEV関連での利益が大幅に伸長することが期待できます。
最後に
最近の三井ハイテックの場合、決算発表後株価が爆上げする傾向があります。短期的にこのタイミングでの鞘取りを狙うのも1つの手かと思います。これは控えめな予想に対して、実績が確実に上回ってきているという傾向があり、最近の半導体、車のEV化などの追い風があります。
昨年からの決算発表時の株価推移を示します。
発表日 発表前株価 翌稼働日株価 翌3稼働日株価(終値ベース)
20/ 3/13 966 1068(110%) 1076(111%)
20/ 6/ 9 1454 1651(114%) 1551(107%)
20/ 9/11 1797 1995(111%) 2025(113%)
20/12/10 2943 3445(117%) 4005(136%)
21/ 3/15 3730 4070(109%) 4520(121%)
21/ 6/11 4315 5020(116%) 5650(131%)
このように決算発表前に仕込み、発表後のわずか数日で10%以上のリターンを取ることができます。
(事業的にはしばらく追い風が吹いており、長期で保有することをお奨めしますが。)
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。