三井ハイテック決算発表
皆さん、こんにちは。
三井ハイテックが6月10日に決算を発表しました。
23年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比3.0倍の81.6億円に急拡大し、通期計画の205億円に対する進捗率は39.8%に達し、5年平均の20.6%も上回りました。
セグメント別
セグメント別で見た場合、電機部品事業、電子部品事業、金型・工作機械事業すべて好調に推移しています。
電機部品事業は、EV向け駆動・発電用モータコアが堅調に推移しており、まだまだ息の長い事業展開が想定されます。
電子部品事業は、足元逼迫している車載向け半導体の需要が旺盛で営業利益は前年同期比で233%増となっています。
最後に
通期計画での経常利益205億円は為替レート110円(米ドル)が前提になっています。円安が進行して134円/ドルまできており、この水準に戻るまでかなり時間が掛かると思われます。したがって、通期での利益水準も相当切り上げされるものと思われます。次回、2Qでの決算発表時には利益の上方修正は必至かと想像されます。
前回3月14日決算発表後、株価7000円が →8500円 →10000円と僅か2日で3000円も上昇しました。今回の決算もかなり強い数字が出ましたので、かなり期待してよいのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。