フューチャー決算発表
皆さん、こんにちは。
フューチャーが4月27日に決算を発表しました。
22年12月期第1四半期(1月ー2月)の連結経常利益は前年同期比94.7%増の33.6億円に拡大しました。
直近3カ月の実績である1-3月期(1Q)の売上利益率は前年同期の15.4%→26.5%に上昇しました。
セグメント別実績
事業セグメントしては、
①ITコンサルティング&サービス事業
②ビジネスイノベーション事業
を展開しており、それぞれ5社、4社から構成されています。
中でも、フューチャーアーキテクト株式会社が主体となっていると思われます。
ITコンサルティング&サービス事業で、売上高108.8億円(前年同期比22.0%増)、営業利益35.1億円(同117.1%)となっており、大幅な増益を達成しています。
一方、ビジネスイノベーション事業は、売上高17.7億円(前年同期比18.4%減)、営業損失0.7億円(前年同期は1.0億円の利益)で減収減益となっています。
通期進捗率
1Qで既に営業利益33.6億円を出しており、通期での計画105億円に対する進捗率が32%になっています。期を重ねる毎に営業利益率が上昇しており、永年の開発案件が効果的になって、収穫期に差し掛かってきているのかと思われます。
この後、2Qでは計画の情報修正があってもおかしくはないのではないでしょうか。
(2月10日の決算説明資料より)
最後に
DXテーマとしてはしばらく調整局面にあり、米国の金利上昇懸念からまだまだ手を出しづらいかと思われます。が、この後あるであろう株価下降局面で仕込んでいけば、面白い存在になるかと思っています。
フューチャーは、複数の会社で事業展開を行っていますので、どこかの会社で行き詰っても、他の会社がカバーできる環境にあり、着実な成長を続けていけるのではないかと見ています。
金利上昇でのグロース銘柄への風当たりは、厳しい状況は続きますが、長期的には株価は切り上がっていくことは確かですので、長い目で見て持っていて良いのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。