日立決算発表
こんにちは。
日立製作所が10月27日に22年3月期第2四半期累計(4-9月)の決算を発表しました。
連結営業利益は前年同期比71.5%増の3100億円に拡大しましたが、通期の同利益は7400億円→7230億円(前期は4951億円)に2.3%下方修正されました。
今期の年間配当については、引き続き未定となっています。
事業環境
主要5セクターについては堅調に推移していますが、半導体不足の影響が自動車関連事業を中心に発生しています。日立Astemoについては、自動車メーカー減産により売り上げが大きく減少します。
また、部材価格の高騰によるコストアップ、アジア地域でのロックダウンによる部品供給不足の影響が発生します。
GlobalLogic実績・見通し
買収したGlobalLogicは高い成長を実現しており、順調に推移しております。2Qの売上収益は前年同期比152%、調整後営業利益率22.0%となっています。
最後に
営業利益につきましては170億円の下方修正となりましたが、主要5セクターについてはほぼ据え置き、日立Astemoで290億円の下方修正、日立建機で120億円の上方修正が主な内容となっています。
各自動車メーカーはここに来て9,10月の減産の挽回報道もありますので、今後の上振れも十分見込めます。更に、円安効果も期待できますので4Qでの上方修正がどこか出てくると思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。