TOWA決算発表
皆様こんにちは。
TOWAが11月8日に2022年3月期の第2四半期の決算を発表しました。第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比4.7倍の57億円に拡大しました。
直近3カ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.2倍の29.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期比の11.4%→23.6%に上昇しました。
通期上方修正
合わせて通期の連結経常利益を従来予想の91億円→115億円(前期は38.1億円)に26.4%上方修正されました。従来の5期ぶりの過去最高益予想を更に上乗せしました。
今後の予想
セグメント別では主力の半導体事業が好調で、前期の倍以上に売り上げを伸ばしており、下期も50%以上の伸びを予定しています。
結果、受注残高は376億円まで積み上がっており、しばらく忙しい状況が続きます。
半導体製造装置関連では、前工程での微細化をテーマにした関連銘柄が買われていますが、後工程ではテーマ的に盛り上がりが少ない状況です。そんな中でTOWAは3次元パッケージのテーマを持っており、注目を集めています。
マレーシア工場、蘇州工場共に従来の通常稼働に戻ったとのことで、工場稼働率の改善からのコスト削減効果や半導体モールディング装置やしんぎゅレーション装置の利益率改善など更に利益の上積みが期待できます。
配当予想
今回は、従来予想からの修正はありませんでした。しかし、業績好調なため、期末での増配上乗せは十分期待できます。
最後に
TOWAではTOWA10年ビジョン(2014年4月ー2024年3月)の最終年度の目標である、売上高500億円、営業利益80億円を2年前倒しで達成できる見込みとなったようです。
景気敏感産業のため、この先も順調に推移できるか、何とも言えませんが、長期的には大変期待してよいかと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。