三菱商事決算発表
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三菱商事が１１月５日に２０２２年３月期第２四半期累計（４－９月）の決算を発表しました。連結最終利益は前年同期比４．２倍の３６０５億円に拡大しました。
合わせて、通期の同利益を従来予想の３８００億円ー＞７４００億円（前期は１７２５億円）に９４．７％上方修正し、増益率が２．２倍→４．３倍に拡大しました。３期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなりました。
豪州原料炭事業や鮭鱒養殖事業における市況好転や鉄鋼製品事業における販売価格の上昇などの追い風に乗り、売上高は前第２四半期累計を１兆９９８４億円（３５％）上回る７兆７２６７億円となっています。
また、大手７商社そろって好決算を発表しており、通期予想で伊藤忠商事、三井物産と合わせて３社が業界初の７０００億円台を見込んでいます。
配当見通し
今期の年間配当は従来計画の１３４円→１４２円に増額修正されました。業績好調を背景に８円の増配となりました。
セグメント別業績見通し
セグメント別の通期業績見通しについては、１０セグメント中８セグメントで上方修正されています。
金属資源セグメントにおいては、資源価格上昇の好影響があります。また、自動車関連事業やLNG関連事業などが堅調に推移していきます。
今回、鮭鱒養殖事業が好調と初めて知りました。脱資源を目指す三菱商事の中でDX、EXの他に、食品についてもポートフォリオとして期待したい内容かと思います。
決算発表を受け、株価は下がりました。現在PER７．０倍、利回りは４．０２％となっています。長期的には拾いどころかと思われます。高配当銘柄として継続していけるよう期待しており、長期的に付き合っていきたい銘柄であることは変わりません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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