レーザーテック決算発表
こんにちは。
レーザーテックが10月29日に決算発表を行いました。
22年6月期第1四半期(7-9月)の連結経常利益は前年同期比51.2%減の21.4億円となり、通期計画の270億円に対する進捗率は7.9%となりました。
受注高過去最高額
受注高は1083億円(前年同期比+839億円)となり、受注残高は2350億円と膨れ上がっています。通期計画に対して前倒し受注が進んでいるとのことで、通期としては変わらない見込みです。
内訳としては、EUVマスク検査装置が大半を占めます。EUV関連強化のための先行投資もすでに実施されており、今後の収益上昇が更に期待されます。
22年6月期予想
22年6月期の通期業績予想は特に変更ありません。
この数字は想定為替レートが105円/ドルとなっており、今のドル安傾向を加味すると十分上方修正の余地があります。
今後、高機能商品の割合が高まっていくと思われ、「サービス」での付加価値が高まり、「サービス」での売り上げも伸びていくと思われます。
最後に
以前は出荷基準での売上高となっていましたが、最近は検収基準での売上になっており、出荷後の調整期間でのタイムラグが発生してきています。その分、会社としては売り上げの把握がしやすくなっているため、現在の進捗遅れは想定の範囲内と考えます。
受注残高がここまで膨れ上がってきていますので、まだまだ売上・利益は期待していいと思われます。
現在、大変好調でその先の谷が怖いのですが、長期的には半導体は伸び続けますので、まだまだ期待してよい会社と思っています。そろそろ株式分割もお願いしたいところです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。