レーザーテック決算発表
こんにちは。
レーザーテックが8月6日に決算発表を行いました。
21年6月期の連結経常利益は前期比74.9%増の264億円となり、従来予想の200億円を大きく上回りました。
同時に年間配当を前期55円から75円に増額し、今期も7円増の82円に増配する方針が出ました。
22年6月期は前期比2.1%増の270億円に伸び、6期連続で過去最高益を更新し、9期連続増収、6期連続増益の見通しとなります。
新中期経営計画
21年7月~24年6月の新中期経営計画Phase3⁺では、大きな方針変更はなく現路線を推進し、更に経営基盤を強化していく模様です。中長期での付加価値、利益率の高い成長分野へ経営資源を注力し、成長を目指す方針になっています。
22年6月期予想
22年6月期の通期業績予想では、過去最高の売上、利益、受注を見込んでいますが、営業利益の伸びは3.6%と物足りない内容となっています。
これは、パターンマスク検査装置のACTISが初期ロットに当たるため、製造が軌道に乗るまでコストが嵩むためのもので、受注高、受注残高の伸びを見るとその後の利益が非常に期待できます。
中期的には利益は期待できますが、22年6月期についても途中で上方修正が出てもおかしくないと思っています。
最後に
世界的に半導体不足が叫ばれている中で、まだまだ半導体製造装置の増強はされると思われ、その中でEUV関連の製造装置は求められます。
レーザーテックについては、もう3年は現成長率は維持できるものと思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。