ローツェ決算発表
皆様こんにちは。
ローツェが10月11日に2022年2月期の第2四半期の決算を発表しました。第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比61.5%増の72.7億円に拡大し、従来予想の53億円を大きく上回りました。
直近3カ月の実績である6-8月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比43.3%増の37.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期比の20.5%→25.5%に上昇しました。
通期上方修正
合わせて通期の連結経常利益を従来予想の100億円→148億円(前期は84.8億円)に47.1%上方修正されました。従来の4期連続での過去最高益予想を更に上乗せしました。
ベトナム工場での生産効率改善が非常に進み、利益率が大幅に改善されてきています。更に、新工場も建設着工中で将来的には受注増&利益上乗せが期待できる状況と言えます。
今後の予想
現在、各半導体製造メーカーの需要は旺盛で設備投資が急ピッチで進められています。ただ、その先の陰りが早くも出てきています。
そんな中、ローツェへのオーダーは数年分がすでに入っており、しばらく忙しい状況が続くことになります。次の閑散期は比較的軽傷で乗り切り、次の繁忙期に突入できるのではないでしょうか。
配当予想
また、業績好調に伴い、期末一括配当を従来予定の45円→65円(前期は30円)に増額修正されました。
最後に
半導体関連は既に峠を越した感があり、一服感が出ています。しかし、今年から来年にかけてもうひと相場あると思っています。日本や米国、中国がそれぞれ安全保障面から自国での生産体制を強化して背景があり、半導体製造関連については、もうしばらく景況が続くと思っています。
次の波にうまく乗って、資産を伸ばしていきましょう。(長期的にはその先に大きな谷が待っていると思いますので、注意しましょう。)
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。