レーザーテック決算発表
皆さん、こんにちは。
レーザーテックが1月31日に決算発表を行いました。
22年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比11.0%増の131億円に伸びましたが、通期計画の270億円に対する進捗率は48.6%にとどまりました。
直近3カ月の実績である10-12月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比47.7%増の109億円に拡大しました。
受注高大幅増
受注高は1788億円(前年同期比+1203億円)となり、受注残高は2777億円と膨れ上がっています。通期計画に対して受注高、受注残高それぞれ400億円ずつ上方修正されました。
内訳としては、EUVマスク検査装置が大半を占めます。EUV関連強化のための先行投資もすでに実施されており、今後の収益上昇が更に期待されます。
22年6月期通期業績予想
22年6月期の通期業績予想は特に変更ありません。
今回、為替レートは105円/ドルから110円/ドルに修正されました。が、利益水準は当初予想通りとなっています。増加分は研究開発費、設備投資に回される予定となっており、中長期的に更に収支改善できる体質に強化されるものと思われます。
背景としては、3nm以下EUVマスク用のマスク検査装置の需要が急拡大しているためで、現在築かれているこのマーケットを更に盤石にするための布石となっています。
最後に
足元株価は高値より30%以上の調整を受けており、手放したいと思っている方も多いと思いますが、まだまだ期待していい銘柄と思っています。(日経はもう一段下押し(25000円以下)の可能性がありますので、タイミングには注意しましょう。)
部品調達においても現段階支障もなく、また原材料高もそのまま商品に転嫁できる体質の会社なので、まだまだ期待していいでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。