積水ハウス決算発表
皆さん、こんにちは。
積水ハウスが3月10日に22年1月期の決算を発表しました。
22年1月期の連結経常利益は前の比24.6%増の2300億円となり、23年1月期も前期比1.7%増の2340億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなりました。
同時に、前期の年間配当を88円→90円(前の期は84円)に増額し、今期も前期比4円増の94円に増配する方針が発表されました。
自己株式取得
また、1500万株(発行済株式総数に対する割合 2.22%)を上限に自己株式を取得することも決定されました。3月11日より来年1月31日にかけて実施されます。
セグメント別業績
2021年度のセグメント別業績ですが、どのセグメントも総じて売上高が伸び、営業利益率も改善されています。事業全体として、安定している表れと思います。
セグメント別収益計画
2022年度のセグメント別収益計画になります。
国際ビジネス
今後、資材関係の費用が膨らんでくると思われ、営業利益率が圧迫されてくると想像できます。国内については、ロシア産木材がある程度の割合を占めており、この影響は無視できません。
そういった意味で、海外事業での利益率は今後日本国内よりは期待できるかと思われます。アメリカでの事業が順調に伸びており、事業の柱になってくると期待できます。
最後に
積水ハウスは、長期的な高配当銘柄として、まだまだ持っていて良いかと思っています。現在、10期連続増配中で、2023年1月期の配当も増配計画が出されましたので、“11期連続増配“となり、94円配当は利回り4.06%になります。
また、自己株式取得も計画されていますので、株主還元として株価も堅調に維持されると思われます。
5年先、10年先が楽しみな銘柄として、ぜひ長期保有を推奨します。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※投資は自己責任でお願いします。