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注目の3銘柄(2022/3/12版)

注目の3銘柄

 皆さん、こんにちは。

 足元、まだまだオミクロン株が収まっていない中、FRBの利上げペース、緊迫化するウクライナ情勢など、先行きが不明確な状況が続いています。このため、この先の打ち手が見えないまま、思考停止状態が続いているところです。

 

 そうは言っても、やはり何らかの動きを起こしたいと思い、次のテーマを探しながら、面白うそうな3銘柄をピックアップしてみました。

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 その3銘柄とは、

 ① 三越伊勢丹ホールディングス (3099)

 ② シマノ (7309)

 ③ トリドールホールディングス (3397)

になります。

 

 

注目①:三越伊勢丹ホールディングス

 今期(2022年3月期)の業績予想は、売上高4250億円、最終益70億円となっており、前期の赤字からのV字回復になります。

 

 今回は、メタバース関連銘柄として取り上げたいと思います。三越伊勢丹スマートフォン向け仮想都市空間サービス「REV WORLDS」に仮想伊勢丹新宿店を出店し、営業を行っています。

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  リアルな店舗の売り上げは徐々に回復していっていると思われますが、まだまだ時間がかかりそうです。

  一方、仮想空間でのビジネスは今後数年で飛躍的に伸びてくる分野になります。どのようなビジネスが流行るのか、まだ何とも言えませんが、三越伊勢丹ではすでに実証実験をいくつか行っており、先行者メリットは見込めるものと思っています。



注目②:シマノ

 2021年12月期の連結経常利益は前の期比87.3%増の1525億円と拡大しており、2022年12月期も前期比6.0%増の1617億円に伸びる見通しを出しています。

 

 足元、原油価格の上昇が止まらない状況が続いており、今年、来年とガソリン価格は高止まりするのではないでしょうか。会社への通勤も減り、オンラインでの業務も日常化してきています。

 そういう状況下では、車離れも起きてくるのではないでしょうか。既にサイクリングブームは起きていますが、もう一段加速してくる可能性があると思っており、シマノは面白い存在になってくるでしょう。

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注目③:トリドールホールディングス

 今期(2022年3月期)の業績予想は、売上高1550億円、最終益54億円となっており、前期の赤字からのV字回復になります。

 

 オミクロン株の影響が残る中、丸亀うどん弁当が好調に推移していますし、イートインも回復基調になってきています。

 今後の期待としては、海外展開に注目しています。2028年には売上高1000億円を掲げています。国内よりは伸び率は当然大きく、波に乗れば、更に売り上げを伸ばす余地はあると思っています。Udon文化は、欧米では流行るのではないでしょうか。また、Noodleとして定着しているアジアでも、日本の天ぷらは受け入れられると期待できます。

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最後に

 中々次の展開が読めない時期になっています。テーマに乗るというよりは、前年度からの回復基調にある銘柄を中心に、回復の伸び率で期待できる銘柄を選んでみました。

 テーマ的な成長銘柄は大きく売り込まれており、いずれは元に戻るでしょうが、かなり時間が掛かるように思われます。売り込まれが比較的軽微なもので、次のテーマに沿うような銘柄を探してみましょう。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

※投資は自己責任でお願いします。