新しい資本主義
2021年ももう残り2か月を切り、厳しかった2021年の相場を振り返る時期になりました。2020年はなんでも上がった相場でしたが、2021年は2月に高値を付けた後ボックス相場になっています。
スガノミクスがさあこれから、というところで岸田政権へ移行されました。岸田総理は「新しい資本主義」を掲げ、成長と分配の好循環を謳っていますが、いまいち何をやるのか、見えずらい政策と思われます。
政府は11月19日に新たな経済対策を決定しました。財政支出が過去最高となる55兆7000億円となり、民間の投資分なども含め事業規模は78兆9000億円に上ります。
株探テーマ
株探(かぶたん)サイトにある人気テーマ【ベスト30】にあるテーマを示します。(2021年11月20日時点)
1.メタバース
2.半導体
3.半導体製造装置
4.水晶振動子
5.脱炭素
6.デジタルトランスフォーメーション
7.人工知能
8.2021年のIPO
9.仮想空間
10.再生可能エネルギー
11.リチウムイオン電池
12.電気自動車関連
13.5G
14.NFT
15.パワー半導体
・・・
という風になっています。
2022年投資スタンス
国の成長戦略で、何が目玉になるのかまだ見えてこない状況で、テーマが絞ることができません。が、今年の延長で考えてよいのではないかと思っています。
それは、DXやEVを主軸に、脱炭素関連がだんだんと存在感を出してくるでしょう。また、アフターコロナの新常態でカムバックしてくる業種が取り上げられると思われます。
ということで、22年は
・DXの継続(デジタル化で進化する小売りも面白い)
・EV関連(半導体、電池など含む)
・半導体製造装置
・脱炭素、再生エネルギー
を軸に展開していく予定です。
2022年相場環境
年前半はこのように展開しますが、後半に入ると金利上昇を意識しなければなりません。成長路線からずれた銘柄も視野に入れてみる必要があります。エネルギーや不動産などが面白いのではないでしょうか。
まずはアフターコロナでのリベンジ銘柄、中期的に成長銘柄を捉えながら、金利相場への移行を視野に入れた銘柄へと入れ替えながら、年を通して上がらない相場への対応をしていきたいと思っています。
そういったことを考えながら、今から準備して22年を迎えましょう。
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※投資は自己責任でお願いします。