足元の相場環境
皆さん、こんにちは。
年上げ後、相場は大きく調整しております。インフレが進み、金利上昇がかなり早い時期に前倒しされる、と言った懸念がありました。直近では、ロシアのウクライナ侵攻が勃発し、相場は慌てていると言った状況です。
私自身、金融相場から業績相場へのシフトを睨み、業績好調な半導体製造関連へ舵を切って構えていましたが、急行直下となりました。
市場は、グロース株からバリュー株へトレンド変換しています。
ここに来て、昨年11月に出した2022年投資スタンスを見直しせざるを得ないかと思われます。そこで、これからの投資スタンスを再度、仕切り直して今後の相場に臨みたいと思います。
業績相場への端境期
今は、金融相場から業績相場への移行中で、端境期にあるのだと思います。金利上昇の時期が、思ったより前倒しになる、ということと、地政学リスク(ロシアのウクライナ侵攻)の発生などの要因が重なって、大きな振幅が発生したと考えます。
したがって、ある程度のバウンドがあるものと期待していいと思いますが、業種により跳ね方がかなり違うのが今の相場だと思います。
そこで、うまくモメンタムに乗れる銘柄で勝負すべきと思い、その投資スタンを考えていきます。
投資スタンスの見直し
昨年11月段階で、以下のテーマに絞っていくと話してました。
・DX
・EV
・半導体製造装置
・脱炭素・再生エネルギー
物価上昇のペースが当初想定より早く、大きくなっており、金利上昇のペースも早まるとの思惑からグロース株から資金が急速に引き上げられています。原油等、資源価格も大きく上昇しており、一旦収まるかと思われていましたが、今回のウクライナ侵攻を受け、更に上昇、長期化するようです。また、穀物類も上昇し、今後深刻な状況になってくるでしょう。
コロナの影響もまだまだ続き、人件費の上昇や住宅販売価格も依然として上昇中であります。
今は、バリュー株で底堅い銘柄で守りを固める時期かと思います。
そのような理由から、以下のテーマに焦点を当てた銘柄選定を進めていきたい。
・エネルギー
・不動産
・通信
具体的には、INPEX、三井不動産、KDDIなど伺いなら、タイミングを図っていきたいと思います。
また、原料費の上昇分を売価へ転嫁できる食品関連、小売りなども有望と見ています。トレンドに乗れば数倍になる可能性はあると思いますので、少し触手を伸ばしてみたいところです。
最後に
業績相場は終わった訳ではなく、まだこれからの話です。もう一度、グロース株が復活する時期もやってくると思いますが、テーマ的には変化する可能性もあります。
現在、マザーズが大幅に価値を減らしていますが、4月には東証市場再編が行われ、大方はグロースに移行していきます。このあたりのタイミングで再浮上していくのではないでしょうか。
今年9月以降に大相場がやってくると思われ、4月から9月にかけてもう一度投資スタンスの見直しを行って臨みたいと思っています。
次にグロース株が復活する頃には、メタバース関連も面白い材料かと思っています。今から調べておくのもよいかと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
※投資は自己責任でお願いします。