スガノミクス
2020年ももう残り2か月を切り、厳しかった2020年の相場も振り返る時期になりました。米大統領選も終わり、相場は次のステージに向かう季節になったかと思います。
日本は安倍さんから菅総理にバトンタッチされ、菅カラーが徐々に出されています。
スガノミクスについては、当然コロナ対策が必須ですが、脱ハンコや不妊治療、更に再生エネルギーなど話題に上がっています。
ですが、なんといってもスガノミクスの1丁目1番地はDX(デジタルトランスフォーメーション)になります。DXという言葉は、結構幅広い意味を持っており、電子政府、デジタルガバメント、自治体DX、脱ハンコなども広義で含まれることになります。
株探テーマ
株探(かぶたん)サイトにある人気テーマ【ベスト30】にあるテーマを示します。(2020年11月5日時点)
2.デジタルトランスフォーメーション
3.電気自動車関連
4.2020年のIPO
5.5G
6.全個体電池
7.太陽光発電関連
8.水素
9.サイバーセキュリティ
10.半導体
11.人工知能
12.環境問題
13.遠隔医療
14.TOPIXコア30
15.蓄電池
・・・
という風になっています。
2021年投資スタンス
「国策に売りなし」ということで、21年もDXを軸にした展開になるかと思います。
ただし、今年マザーズがこれだけ上がっていますので、銘柄選びには一ひねり必要になるでしょう。
株探のテーマ「デジタルトランスフォーメーション」に関連する銘柄数は89もあります。DX銘柄全てが手放しで上がりまくる訳ではなく、DXの中での大きく跳ね上がる銘柄と下がり続ける銘柄の二極化が更に進むでしょう。決算の数字を見ながらの選別が必要になります。
また、マネーが余りまくっている状況が続きますので、今後はコモディティにも振り向けられるかと思います。少し資源関係にポートフォリオに組み込んでいいのではないでしょうか。
ということで、21年は
・DXの継続
・ITを背景に売り上げを伸ばす小売
・資源系の銘柄
・半導体を中心にした機械銘柄
を軸に展開していく予定です。
2021年相場環境
まだまだコロナの終息が見えない状況が続きます。このため、ゼロ金利も続き、追加の給付もありそうで、市場にはジャブジャブにお金が溢れる状況が続きます。
市場はちょっとずつよくなってきますので、決算が良くなる銘柄も増えてきます。まだまだ強気相場が続くと見てよいでしょう。
今年悪かったテーマも、コロナワクチンが供給されれば明るい見通しが出てきます。今まで売られまくった銘柄も潮流がどこかで変わってきます。元に状態に戻るところ、ポストコロナで全く違う状態に変化するところ、そういったことを考えながら、タイミングを見て動くことが21年に求められます。
そういったことを考えながら、今から準備して21年を迎えましょう。
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※投資は自己責任でお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。