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白髪について考える

なぜ白髪になる

皆さん、こんにちは。

今日は、年々白くなっていく髪の毛について話したいと思います。

加齢に伴って白くなるのは当たり前、仕方ない、と思っています。私の父親もそうだったので、私もいずれああなるのだ、と思っていました。

40代半ばから白髪が目立ち始め、検診で指摘を受けたメタボも合わせて、やはり親父と同じ道をたどるのかと思ってました。しかし、今還暦を過ぎてみると何か親父とは違うぞ、と最近感じています。

何がどう違うのか、そしてそのためには何をしなければならないのか、皆さんも一緒に考えてください。

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白髪になる原因

そもそも何故白髪になるのでしょうか。我々アジア人の髪の毛は黒くなる「メラニン」という色素を持っています。年を取るとメラニンが少なくなっていき、髪の毛が白くなっていきます。

髪の毛の根元の皮膚の下には「毛包」という部分があって、ここで髪の毛が作られます。この毛包の中に髪の毛を作る細胞やメラニンを作る「色素細胞」などが入っています。

髪の毛は1か月で約1センチメートル伸び、3~6年成長するとやがて抜けます。この時、髪の毛を作る細胞や色素細胞も毛穴からなくなります。すると、毛穴の周りにある新たに髪の毛を作る細胞や色素細胞の元になる細胞が毛根に向かって移動し、新しい色素細胞になります。

若い時は色素細胞の元になる細胞が多く、たくさんの色素細胞ができてメラニン量の多い髪の毛が生えます。一方年を取ると、色素細胞が減り、メラニン量の少ない白っぽい髪が生えてきます

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メラニンには黒っぽい色と赤色や黄色に近いものの2種類があり、日本人のほとんどは黒っぽい色のメラニンを持っています。

 


 

白髪になる度合いを遅くする

ではなぜ色素細胞(の元の細胞)が少なくなっていったのでしょうか。原因は「遺伝子」にあります。それぞれの細胞は細胞分裂を繰り返しています。その途中で遺伝子に傷がつくことがあり、色素細胞の機能が失われた細胞に変わったり、細胞分裂そのものができなくなったりします。

原因としては、加齢やストレス、食生活、生活習慣などがあり、生活習慣病そのものと同じものとなっています。

したがって、白髪の進行を遅らせるには、アンチエイジングに尽きるかと思います。つまり体の糖化を遅らせるということです。そこで、糖化を避けるための生活習慣10か条を以下にお薦めします。

① 朝食をしっかり摂る

② 血糖値を上げやすい食品と上げにくい食品を知る

③ 食べる順番、よく噛んでゆっくり食べる

④ 異性化糖をたくさん含む食品の摂取をなるべく控える

⑤ 適正なカロリー摂取を心掛け、肥満を避ける

⑥ 基礎代謝を上げるよう運動をする

⑦ 睡眠は6時間以上取る

⑧ アルコールはほどほどに

⑨ タバコはやめる

⑩ 抗糖化物質(お茶など)を活用する

 

最後に

私は40代半ばには白髪が2割ほどありました。まあ仕方ないと思っていました。

48歳からメタボ対策として、ランニングを行うようにしました。また、糖化対策として糖質の量や質にも気を付けるようにしました。そうして50代を過ごした結果、現在の白髪の量は全体の3割ぐらいかと思われます。私の親父と比較して、ずいぶん黒々しているかと思っています。友人からもいい白髪の生え方だなとうらやましがられています。

皆さんもぜひ、抗糖化の対策を行って、健康な生活をエンジョイしてください。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

以下、白髪染めにはこれでしょう。