ナーヤ爺の年金生活

なるべくリスクを取らずちょっとだけリスクを取るゆるり投資

積立投資のススメ(2023年)

積立投資の実施

 皆様こんにちは。

 還暦を過ぎて積立投資を始めています。2年11カ月経過していますが、今日はその途中経過を報告します。

 

 

積立投資の目的

 現在63歳を迎えていますが、まだ年金はもらっていません。65歳時点でもらうかどうしようか、考えようかと思っています。事情が許せば、68歳まで繰り下げできないかと思っています。

 年金は繰り上げすれば、毎月0.4%減ります。逆に繰り下げすれば、毎月0.7%ずつ増えることになります。結果、3年間受給を遅らせれば、25%受給額が増えることになります。

 

 先のことは分かりませんが、将来的には年金額の減額が想定されますし、インフレによる物価高での生活費上昇が考えられ、不安感がぬぐえません。そこで、少しでも年金の上乗せを図る必要があります。そのため、個人年金として積立を行おう、と画策しています。

 

 計画としては、10年間(70歳まで)毎月3万円ずつ積み立て、71歳から18年間毎月4万円ずつ積み崩していく、という内容になります。前提としては、平均して7%の年利で運用していける、が必要になってきます。

 結果として、71歳から88歳まで毎年50万円を年金にプラスすることができる、と踏んでいます。

 

 

35カ月後の結果

 現在、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) という投資信託で運用を行っています。

 



 今のところ、108万円の投資額に対して、評価額は136万5千円となり、28万5千以上の利益が出ています。(28%超の評価益となっています。)

 今年S&P500は、前半戦は上昇しましたが、足元調整局面にあります。ただ円安は変わらず、それほど数量は買えていません。逆に評価額の大半は、円安効果かと思われます。将来的に米金利が引き下げられ、日銀の金利引き上げが始まると、円高になってくると当然今の利益が目減りしていきます。

 最終的に年利で7%を達成していけるか、が大事ですが何とかなるのかと見ています。

 

 

新NISA対応

 来年より新NISAが始まります。今の積立も当然新NISAでの運用に切り替えていく予定です。運用自体は何ら変わりないと見ています。

 将来的に積み崩ししていくところで、利益から引かれるキャピタルゲイン税分がなくなりますので、50万円+αを得ることができます。

 

 

 

最後に

 足元、米経済は非常に好調で、積立している投資信託も予定を上回る結果になっています。ただ、24年には景気後退局面が来ると考えており、大きな調整局面に会うだろうと覚悟しています。当然、評価額が大きく棄損し、精神的に苦しい時期も来るでしょう。逆にその時は、安く仕込める時期と割り切ることが大事です。

 

 人生100年時代に突入した今、60歳過ぎてもその先のための積立は必要になってきます。ぜひ皆様もこの機会に一考されてはどうでしょうか。

 

nahyagii.hatenablog.com

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

※投資は自己責任でお願いします。