ナーヤ爺の年金生活

なるべくリスクを取らずちょっとだけリスクを取るゆるり投資

unerry決算(気になるグロース)

unerry決算発表

 皆さん、こんにちは。

 現在気になっているグロース銘柄の決算内容を見ていたいと思います。

 

 unerryが5月12日に決算を発表しました。

 23年6月期第3四半期累計(22年7月ー23年3月)の経常利益は前年同期比49.2%減の6100万円に落ち込みました。

 合わせて通期の同利益を従来予想の2億500万円→1500万円(前期は7100万円)に92.7%下方修正し、一転して78.9%減益する見通しとなりました。

 

 

 

 

成長戦略

 unerryは人流ビッグデータをベースとしたリテールDXを提供するビジネスを展開しています。更にはスマートシティ市場への拡大も視野に目論んでいるものと思われます。


 それらの展開の中で、三菱商事との資本業務提携で進められており、今後の展開が更に進んでいくものと思われます。

 

 

最後に

 今回、unerryでは黒字の範囲の中で先行投資を行うことを経営判断し、営業利益を大幅に減らしました。数字的には悪く見えますが、こうした取り組みが背景にあり、今後の成長が十分期待できるものと考えます。

 まだまだ長い時間軸で見る必要はありますが、面白い存在になるのではないでしょうか。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

※投資は自己責任でお願いします。

 

ニューラルポケット決算(気になるグロース)

ニューラルポケット決算発表

 皆さん、こんにちは。

 現在気になっているグロース銘柄の決算内容を見ていたいと思います。

 

 ニューラルポケットが5月12日に決算を発表しました。

 23年12月期第1四半期累計(1月ー3月)の連結最終損益は1.8億円の赤字(前年同期は1.2億円の赤字)に赤字幅が拡大しました。

 

 

 

 

 

ソニーと業務提携

 4月26日にソニーとの資本・業務提携が発表されました。まずはサイネージ関連事業が中心になっていくのではないかと思われます。これは、売上高の拡大につながり、安定的な収支に貢献していくものと考えます。

 

 

 

エッジAI技術

 現在多くのベンダーがAIに関するサービス・商品を出してきています。その中でニューラルポケットが強みとするのはエッジAIになります。社会的ネットワークインフラはどんどん拡大していますが、様々なストレスを抱えていることは確かです。エッジ化が必要とされる分野もあるでしょう。


 AIについてはこれからの分野であり、ビジネス的にはまだまだ青天井状態です。これからの成長性に十分期待できます。

 

 

最後に

 利益としてはまだまだこれからの会社ですが、今後の展開次第では面白い会社になるかと思っています。ちょっと長い時間軸にはなりますが、今後少しずつ拾っていけば美味しい思いができるかもしれません。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

※投資は自己責任でお願いします。

 

三菱商事決算

三菱商事決算発表

 皆さん、こんにちは。

 三菱商事が5月9日に2023年3月期の決算を発表しました。連結最終利益は前の期比25.9%増の1兆1806億円に拡大しました。

 2024年3月期は前期比22.1%減の9200億円に減る見通しとなりました。

 

 

 直近の3カ月の実績である1-3月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比23.2%減の2249億円に減少しました。

 

 

配当見通し

 今期の年間配当は前期比20円増の200円に増配する方針と発表されました。

 

 

自己株式取得

 合わせて自己株式取得の発表が行われました。2023年5月10日~2023年12月31日の期間において、8600万株、3000億円を上限とする自己株式の取得とこの取得した株式の消却が行われます。



 

最後に

 すっかりバフェット銘柄として定着した感があります。利益が1兆円を超してきましたが、増配、自己株式取得など低PBR解消に向けて、引き続き期待できます。

 

 23年3月期につきましては、利益水準を減らす内容になっていますが、資源高、円安の傾向はまだまだ続き見通しと思われ、前期並みの利益水準まで行くのではないかと想定しています。

 

nahyagii.hatenablog.com

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

※投資は自己責任でお願いします。

 

INPEX決算(1Q)

INPEX決算発表

 皆さん、こんにちは。

 INPEXが5月10日に決算を発表しました。

 23年12月期第1四半期累計(1月ー3月)の連結経常利益は前年同期比32.4%増の3679億円に拡大しました。

 

 通期の同利益も従来予想の1兆50億円→1兆770億円(前期は1兆4382億円)に7.2%上方修正し、減益率が30.1%減→25.1%減に縮小する見通しとなりました。

 

 

 直近3カ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の47.1%→52.9%に上昇しました。

 

 

通期業績予想

 23年12月期の通期連結業績予想を前回(2月9日発表)より売上高1兆8850億円→1兆9940億円、経常利益1兆50億円→1兆770億円に上方修正させました。

 前提条件が、原油価格75.0ドル/バレルー>80.0ドル/バレル、為替125.0円/ドル→130.0円/ドルとなったためです。状況によってはもう1段の上方修正もあります。

 

 



最後に

 配当金につきましては、中間で32円、期末で32円と据え置きになっていますが、2Qでの決算発表時に増額の発表があるものと見ています。

 

 足元、資源価格高騰の追い風を受けていますが、この後2030年のネットゼロカーボンに向けて、着実に舵を切っていく必要があります。そういった中で、水素・アンモニア、CCUS、再エネなど次代のエネルギー開発を確実に行っている銘柄と信じています。

 

 高配当、低PBR銘柄として、まだまだ買われる銘柄であることは間違いなく、ホールドでよいかと思われます。

 

nahyagii.hatenablog.com

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

※投資は自己責任でお願いします。

 

日本M&Aセンターホールディングス決算

日本M&A決算発表

 皆さん、こんにちは。

 日本M&AセンターHDが4月28日に23年3月期の決算を発表しました。

 連結経常利益は前の期比8.3%減の154億円になり、24年3月期は前期比9.9%増の170億円を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなりました。14期連続増収となります。

 

 直近3カ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比3.6倍のの44.2億円に急拡大し、売上営業利益は前年同期の14.5%→36.6%に急拡大しました。

 

 

 

中期経営目標の見直し

 従来提示されていた中期経営計画を見直し、2028年3月期での経常利益目標を305億円とする新たな目標が設定されました。

 

 従来目標と比べて物足りない面はありますが、しっかりと地に足が着いた内容かと見ています。今後、給料など人件費のインフレが見込まれ、目標金額の上振れは高い確率で期待できます。

 

 

振り返りと対策

 通期実績での目標未達について、4つの要因分析がされています。各要因についてしっかり対策が練られており、きっちり実施されることを期待したいと思います。

 

 

 

配当政策

 配当性向を60%水準で2028年3月まで継続することが約束されました。2028年3月には今の経常利益が倍になると見込まれ、当然配当金も倍の水準になると予想できます。

 

 

 

最後に

 2021年11月より株価は下げ続け、3分の1以下となっています。が、もう底は達した感があり、この先下へのリスクが少ない中で持ち続けることができるのではないでしょうか。2028年3月期には経常利益が現在の倍になり、株価も少なくとも倍になっていると期待できます。

 配当と合わせて、魚沼産のコシヒカリ株主優待についてきますので、長い目で持ち続けると面白いかもしれません。

 

nahyagii.hatenablog.com

 

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【ナーヤ爺】ポートフォリオ(4/1)

現在のポートフォリオ

 皆様こんにちは、新年度入りしました。

 米国のシリコンバレーバンクの経営破綻、スイスのクレディ・スイスの経営不安が勃発し、金融システムに対する不安が突然噴出してきました。これに対し、当局は速やかに火消しに掛かり、早々に不安が消し去り株価も堅調に値を戻してきています。

 日経平均は3/9に28700円を付けた後、3/16に26600円まで売り込まれましたが、今28000円を回復しました。

 そのような中、少し急落を警戒して現金化しながら、グロース株を仕込んでいました。思ったほどの落ち込みがなく、よかったと思っています。

 

 今現在の私のポートフォリオについて話します。前回12月末からはほぼ横ばいという動きになっています。内容的には、以下の通りです。

 ① 日本株 2528万円 71%

 ② 米国株  507万円  14%

 ③ アジア株 418万円  12%

 ④ 現金    109万円   2%

 

 

 

1月からの変化

 1月からの変化ですが、全体としては100万円ほど増えました。これは、高配当株と米国株が大きな調整もなく株価上昇した結果です。

 新NISAに向け高配当株へ移行を進めていること、米国株はじっと我慢で持ち続けていること、それらの効果によるものです。

 

 

テーマの移行

 現在は高配当株に焦点を当てて割合を増やしていることは変わりありません。

 今年後半からグロース株に注目が移るのではないかと思っており、少しづつ触手を伸ばしています。いくつか打診買いを行っており、秋口から本格買いへの準備を進めています。また、新興国株も2点購入しました。ベトナムシンガポールの会社です。

 

 

 

最後に

 高配当株への置き換えを進めてきていて、現在65%まで来ています。新NISAが始まるころには75%まで上げたいと思っています。将来的には年金と並ぶ、2大インカムにする予定です。

 また、残りを資産拡大のための原資と捉え、グロース株や新興国株を当てていく計画にしています。また、バリュー株でもインバウンドやヘルスケアなどテーマを探しながら、チャンスがあれば取っていきたいと考えています。

 

 その他米国債券が500万円ほどになり、米国株と合わせてドル資産が1000万円となりました。仮に今後とも円安となれば、ヘッジの意味で資産防衛になると踏んでいます。

 

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三井ハイテック決算

三井ハイテック決算発表

 皆さん、こんにちは。

 三井ハイテックが3月14日に23年1月期の決算を発表しました。

 23年1月期の連結経常利益は前の期比44.6%増の226億円に拡大しました。

 

 

 24年1月期については前期比1.2%減の224億円に減る見通しとなりました。

 

 

 

年間配当

 同時に今期の年間配当は前期比7円増の72円に増配する方針が示されました。

 

 

セグメント別状況

 セグメント別では、電子部品が好調で営業利益で対前期比+56.4%、営業利益率17.5%を達成しています。

 

 



 

新中期経営計画

 2025年1月での財務目標は売上高2300億円、営業利益300億円を目指す中期経営計画に対して、売上高2540億円、営業利益330億円の上方修正がされました。

 このため、3か年で680億円の設備投資も1000億円に修正されました。

 

 



 

最後に

 株価としては、昨年夏以降調整をしてきましたが、そろそろ底を打ってきたかと思われます。今後、長期的には盛り返してくると期待されます。

 パソコンや携帯、EV車など不振でしたが、今を底に回復してくることが見込まれていますので、来年、再来年として株価上昇が期待できます。

 

nahyagii.hatenablog.com

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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